「Halion One」【Cubase標準搭載!使いやすい、万能マルチ音源】

Halion Oneは、Cubase付属のマルチ音源です。その利便性から、Cubaseを立ち上げたら、まず起動する音源の1つだと思います。今回は、Halion Oneの特徴についてご紹介します。

1.動作が軽く、使いやすい

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通常のソフトシンセは、楽器の切り替えに時間がかかるのが普通です。いいフレーズが浮かんでいても、起動に手間取ってその間にフレーズを忘れてしまうともったいありません。また、音作りに時間がかかりすぎて、一向に作業が進まない方もいると思います。

Halion Oneは、1音色ごとのファイルサイズを抑えることで、瞬時に楽器を切り替えられるように設計されています。「アイデアをすぐ形にできる」、「ストレス無く作業ができる」という点で非常に優れたマルチ音源です。

2.「音色検索」が簡単

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マルチ音源の強みは、音色数が多く、ほぼほぼあらゆる音色が用意されていることです。ただし、その分、音色を効率よく探す必要があります。

Halion Oneは、音色をプリセットから簡単に選択することができます。ジャンル別に音色が分類されて表示されているので、曲のスタイルに合わせて音色を絞り込むことができます。

また、検索にも対応しているので、例えば、「Piano」などと打ち込んでピアノの音色だけを検索することもできます。

3.「奏法」を簡単に切り替えられる

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Cubase5以降、VSTエクスプレッションという機能が追加されました。音色名の後に「VX」が付いている音色のみとなりますが、次の方法で直感的に音色を切り替えることができます。

・譜面の画面で音楽記号を入力(スタッカート、トレモロ、フォルテなど)
・鳴らしたい音と一緒にキースイッチを押す(奏法に対応した特定の鍵盤)

4.Halion Oneの音色が物足りない場合は…

Halion Oneは、Cubaseに付属しているので、お金が追加でかからず、軽くて使いやすいメリットがあります。初心者には向いている音源ですが、中・上級者にとっては次のような不満を感じると思います。

・音色がしょぼい
・音色数が少ない
・使う音色数分、Halion Oneを立ち上げないといけない
・ドラムをパラアウトできない
・対応している奏法が少ない
・パラメータが少なく、エディットの自由度が少ない

そんな方におすすめなのが、DTM界で標準的なソフト音源バンドルのKompleteです。値は張りますが、プロの大半が使っており、音色のグレードも大幅にアップします。揃えておいて間違いないソフト音源のセットです。

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