「歌ってみた」のMIX師の探し方のコツ【理想のMIX師を見つける方法】

 「歌ってみた」のMIX師の探し方について紹介します。MIXは歌ってみたのクオリティに直結する要因の1つです。MIXがよいと、再生数も伸びやすくなり、視聴者も気持ちよく聴くことができるようになります。

1.なぜ「MIX師」が必要なの?

 ニコニコ動画やYouTubeで注目されている「歌ってみた」というジャンル。関心を持っている方は多いと思います。しかし、色々な歌ってみた作品を視聴している人なら

 「この人、歌は上手いのに何だか、声が音源になじんでないな」
 「音質が悪くて、聴きづらいなぁ」

と感じた経験があるでしょう。せっかくの歌声が音源になじんでいないことで、作品の完成度が下がるのは非常にもったいないです。完成度を下げないためには「カラオケ」と「ボーカル」を合わせるMIX作業の技術が必要です。ただし、ある程度経験がないと自身でMIXするのは難しいと思います。

 これから完成度の高い「歌ってみた」を投稿してみたい方や、投稿している音源の完成度に納得できない方は、MIXを代行してくれる「MIX師」を探してみましょう。

2.MIX師を探す前の心構え

 MIX師の作業は「時間」と「根気」が必要な大変な作業です。場合によっては6時間以上かかることもあります。そのため、マナーや礼儀の悪い人の依頼は受けてくれません。最低限、注意しなければならない事項は次のとおりです。

(1)「音質」「音程」の悪いボーカルは絶対にMIX師に渡さない

 MIX師に依頼する前に、まずは自分の録音環境を確認します。とりあえず、投稿しようと思っている曲を録音してみましょう。

 それを聴いたとき、雑音や音割れなど音質の悪さが目立ってしまった方は要注意です。マイクを買い替えてみたり、音割れしないようにマイクと口の距離や音量を調整して、出来る限り音質のいいものを用意できる環境を作りましょう。また、音程を外しまくったボーカルもMIXがしづらいため、できるだけ正確な音程で歌うように心がけましょう。

 低音質のまま依頼するという行為は、ノートに描いた落書きを「この絵を綺麗に修正して!」と頼んでいるようなものですから失礼ですし、断られてしまう可能性が高いです。

(2)「自分の歌に合う」MIXを考える

 「完成品をこんな雰囲気にしたい」というイメージはだいたい自分自身でつかめていると思います。例えば、可愛い歌なら全体的にふわふわさせたい、かっこいい曲ならシャープな感じに仕上げたいなど。

 歌い手側に得意なジャンル・不得意なジャンルがあるのと同じように、MIX師側にも得意なジャンル、苦手なジャンルがあります。例えば、アイドル曲のMIXを依頼したくても、MIX師側がアイドル曲について経験がない場合、いくら活躍しているMIX師であってもお互いに納得のいく仕上がりにならない可能性があります。したがって、手当たり次第に探すのではなく、自分の要望に応えてくれそうなMIX師を探す必要があります。

 MIXは無料ソフトでできますので、一度はMIX作業を身を持って体験してみることをおすすめします。その経験が、MIX依頼時にも必ず役に立つはずです。最終的には、自身でMIXができるに越したことはありません。イメージを完全にMIX師さんに伝えるのは難しいからです。自分できれば、思い通りのMIXができるはずです。

(3)「誠意のある言葉」で依頼する

 MIXの大変さを理解した上で、失礼のない丁寧な言葉で依頼しましょう。MIX作業は大変ですので、受けてもらえなくても当然という心構えで依頼するようにします。

(4)動画投稿後は必ず「報告」をする

 動画投稿後は、動画のURLとともに感謝の言葉を伝えましょう。マナーとして当然だと思いますが、しない人もいるのです。これをしておくことによって、次回も受けてもらえやすくなります。

(5)動画は「必ず投稿する」「消さない」

 時間をかけてMIXしたのに、歌ってみた動画を投稿しない人がいます。MIX師のモチベーションはかなり下がります。絶対に投稿しましょう。

3.実際に「MIX師」を探してみよう

(1)「twitter」で探す

 「MIX依頼 募集中」等で検索すると、たくさんMIX師が見つかります。MIX師の過去作品等を確認して、自分の要望に応えてくれそうなMIX師に直接声をかけてみるとよいでしょう。

20150308_mix_twitter

 また、twitterには、「歌い手×MIX師募集・依頼所」という場所もありますので、そこを利用するのもよいでしょう。「可愛い曲なので、歌い手の◯◯さんのようなMIXをお願いします」など、どのようなMIXにして欲しいかを具体的に書いて募集をかけます。同時に、録音したボーカル音声をアップロードしてURLを添えておけば、事前にボーカルのイメージが分かるので、MIX師に声をかけてもらえる可能性が高くなると思います。

2.「動画サイト」で探す

 自分が投稿しようとしているジャンルの「歌ってみた」動画をたくさん聴いて、動画説明文の記載などから、MIXを依頼したいMIX師に連絡しましょう。

 MIX師によって、得意な曲調(アニソン、ボカロ、…)や、声質(イケボ、かわいい系)、技術(ケロケロボイス、ピッチ補正)等が違うので、そのあたりはうまく見極めて依頼しましょう。

20150308_mix_utattemita

まとめ

 MIX師を探すには、予め自分の録音環境を整えたり、MIXのイメージを決めておくなどの下準備に時間がかかるものです。歌い手とMIX師は協力して製作するわけですから、下準備を怠らない歌い手は好印象を持たれ、継続してMIX依頼を受けてもらえる可能性も高くなります。

 お金をもらって仕事としてMIXを受け付けているMIX師もいますが、無償で引き受けてくれるMIX師も多いので、一般のお仕事以上に相手に好印象を与えることが重要になります。MIX作業は大変ということを理解した上で、誠意のある言葉で依頼するようにしましょう。

 そして、MIXしてもらった完成品は歌い手だけの作品ではありません。歌い手とMIX師が協力して作り上げた作品です。そのため、何らかの理由で「歌ってみた」動画を削除したくなった時は、必ず協力してくれたMIX師に連絡を入れるようにしましょう。 

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.